ゲームのように勉強や仕事を楽しむ方法。~大阪難波心療内科マンガ

◆ 仕事や勉強を「神ゲー」に変える、究極の集中メソッド

「ゲームなら何時間でもできるのに、勉強や仕事はすぐに嫌になる……」 そう感じたことはありませんか?

実は、ゲームが楽しいのは「それが遊びだから」だけではありません。
そこには脳を夢中にさせる、ある強力な仕組みが隠されています。

今回は、どんなに退屈な作業でも、ゲームのように没頭して楽しむための心理テクニックを解説します。


◆ 「クソゲー」の正体はマルチタスクにある

ゲームの中にも「面白くないゲーム(いわゆるクソゲー)」が存在します。
クソゲーをプレイしていると、イライラしたり、すぐに飽きたりしてしまいますよね。

なぜかというと、心の中で「つまらない」「他にもっと楽しいことがあるかも」といった雑念が同時に湧いているからです。
このように意識が分散した状態は、脳にとって非常に効率の悪い「マルチタスク」の状態です。

逆に、名作と呼ばれるゲームが楽しいのは、「それだけに意識を集中させてくれるから」です。

人間は、
「何か一つに集中している」ときに最も脳のエネルギー消費が減り、逆に気持ちは前向きになる
という性質を持っています。

つまり、楽しさの正体は「内容」ではなく「集中度合い」にあるのです。


◆ シングルタスクで脳のエネルギーを節約する

勉強や仕事がつらいと感じるとき、私たちの脳内では

「やりたくないな」
「終わったら何食べよう」
「スマホ見たいな」

といったマルチタスクが大暴走しています。

これでは脳のエネルギーがどんどん枯渇し、疲れるばかりです。

これを解決するのが、シングルタスクです。

目の前のたった一つの作業だけに意識を絞り込むと、脳の負荷は劇的に軽くなります。

余計な迷いが消えることで、作業そのものが「心地よいもの」に変わる。
これが「ゾーン」や「フロー」と呼ばれる、ゲームに熱中している時と同じ状態です。


◆ 難易度設定は「1分だけ」が正解

とはいえ、いきなり「今から1時間集中しよう!」と思っても、脳はプレッシャーを感じて拒否反応を起こしてしまいます。

そこで、自分へのルールをこう書き換えてみてください。

「とりあえず、1分だけやろう」

たったこれだけです。

「1分ならいいか」と脳が許可を出してくれれば、心理的なハードルは一気に下がります。
一度始めてしまえば、脳の「側坐核(そくざかく)」という場所が刺激され、やる気が自然と湧いてくるようになります。


◆ 「1分」を繰り返せば、いつの間にか神ゲーに

「1分だけ」がクリアできたら、あとはその「1分」を何度も繰り返すだけです。

  1. 1分だけ単語を覚える
  2. 1分だけ資料を作る
  3. 1分だけメールを打つ

この「小さなクリア」を積み重ねる感覚は、ゲームでレベル上げをしている感覚に近くなります。
気がつけば、あんなに嫌だった勉強や仕事が、時間を忘れて没頭できる「神ゲー」に進化しているはずです。


◆ まとめ

  • ゲームが楽しいのは、ルールが明確で一つに集中できるから
  • 迷いや雑念(マルチタスク)は、脳を疲れさせ、作業を「クソゲー」にする
  • 集中を味方につければ、どんな作業でも気持ちは前向きになる
  • 攻略のコツは、「1分だけ」という超低難易度から始めること

「やる気」が出るのを待つ必要はありません。
まずは1分間だけ、目の前のことに全集中してみてください。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)